2014-08-26 くまちゃん 角田光代 『くまちゃん』 角田光代 著 時代背景が、私の若かりし頃で、もう共感とは呼べないような妙な気持ちになりながら、読んだ感じです。 角田光代さん、「ふられ小説」を書きたかったそうです。 みんなふられています。 ふられるってものすごい衝撃的な体験なのですね。 自分で振られたくない人も、本の世界で体験できてしまえるなんて、 ラッキーですね。 後がきのなかで 「ふられることがいいことだとは思わないけれど、旅を一回するようなことくらいのよさはあると思う」 とあります。